速読を始めた半分は自己鍛錬、半分は冷やかし

速読を始めたきっかけは半分は自己鍛錬、半分は冷やかし

私がそもそもジョイント式速読法を受講しようとしたとき、半分は自己鍛錬の気持ちもあったが、半分は冷やかしだった。

一冊の本を読んでいると、大抵途中で飛ばしたくなってしまった。

世の中にはだらだらと本を読むより楽しいことがたくさんあるのだ。

キ○式速読法というものもあるらしいが、根気の全くない私にはとても習得するのは、無理そうだった。

第一、鼻が良くないので丹○式呼吸法で精神統一をして行うなんてことは絶対にできそうもなかった。

そんなことができるのなら、速読法など必要のないことである。

その点ジョイント式速読法は短期習得ができて、レッスンが楽であるというのが魅力であった。

教室でのレッスンはコンピューターを使った遊びのようであった。

ページめくり訓練はあまり好きではないけれど。

各先生方の指導はとても親身で丁寧でわかりやすかった。

少人数制というのもよかったと思う。

「まず意識的にスピードを上げて見れば、自分の脳の力が想像しているよりも遥かに優れていることに驚く」

「普段から左手を意識して使ってみるのもいいことだ」

この二つの言葉は先生のレッスンから学んだことの一部ではあるが、本を速く読むということはもちろん、眼の使い方、疲れの取り方や普段の生活においてもいろいろなことを学んだ。

諸事情により教室での十五回のレッスンを終えるのに四か月ほどかかったが、それなりに習得できたと思う。

根気が全くない、努力することが嫌いな私にも、十分短期習得することが可能だった。

もちろんこのジョイント式速読法のレッスンをただの体験で終わらせるか、これからの将来に役立たせるかは、自分の問題であることは言うまでもなことである。

西 豪