速読元祖 川村式ジョイント速脳速読|日・米・中で特許取得する日本発・世界の速読を学ぼう|新宿から徒歩2分

川村式ジョイント速読とは 川村式ジョイント速読とは

1.川村式ジョイント速読とは

「速読」と聞くと、“本を速く読むこと”と思う方が多くいらっしゃいます。
たしかに、速読は文章を一般の何倍ものスピードで読むことですが、川村式ジョイント速読は脳の情報処理能力そのものをあげることで、集中力や記憶力などの様々な能力のアップが期待できる速読です。

目次

「速読」とは?

いくら、速く本が読めても、斜め読みや飛ばし読みでは、内容を十分に理解できませんし、そんな読書をしても意味がありません。

新日本速読研究会が考える速読とは、文章の理解度や感覚はそのままに、脳の回転が速くなることで、読むスピードをあげていく能力です。いつもと変わりなく読む感覚で、内容も理解でき、感動することもできる。だけれど、読むスピードは、飛躍的に速くなっていきます。

              このような速読が身につくのは、どうしてでしょうか。
その秘密は、人間の脳が持つメカニズムにあります。

人間が持っている五感のうち、約83%は「視覚」が司っていると言われています。人間の情報収集の8割は目を通して行われています。視ることは、脳内の情報の伝達、整理、統合、整理、認知、記憶などの機能に刺激を与える、重要な働らきを持っています。

脳の機能の中でも、速読に大きくかかわっている特性が「可塑性(かそせい)」です。

脳の速さに順応する性質を活用

たとえば、車で一般道を40㎞/時で走っていたとします。次に高速道路に入り、100km/時のスピードを出したらどうでしょう?
はじめは「速い」と感じるかもしれませんが、徐々にその速さに慣れているのではないでしょうか。
そして、再び、高速道路を降りて一般道路に戻ったとき、いつもの40㎞/時がとても遅く感じ、景色の流れもゆっくり見えたりします。

このような現象が起こるのは、脳が速いスピ―ドという刺激に慣れてしまっているからです。
こうした脳の順応性のことを可塑性(かそせい)といいます。

脳はある刺激を与えられると、神経細胞のつながりが新しく変化します。この変化が記憶として残るのです。

もう一度、車のたとえにもどりましょう。
脳は時速100km/時のスピードの刺激を知ったことで、その刺激を記憶し時間がたってもしばらく保たれています。だからこそ、再び遅いスピードになったときに、前の速いスピードより遅いと感じるわけです。

この脳の原理が速読トレーニングにも応用されています。

脳の各機能は連動して働きます

視る、理解する、思考する、記憶するなどの脳の各機能は、お互いの能力が連動して働いていると考えられています。例えば、「視る」力を高めれば、それに連動して「理解力」「思考力」「記憶力」などが後から引きあがり、「視る」力に追いつく(ジョイント)します。

このように、ひとつの刺激が連動して他の機能に反応することを、脳科学的に「はんか作用」と呼びます。

速読トレーニングでも、このはんか作用が使われています。

トレーニング前は、文字を読むスピードが、日本人の平均読書スピードとされる400文字/分であれば、他の能力もおよそ、400文字/分のスピードで処理されることになります。
※説明図はイメージです。各機能の能力は個人によって差があるため、絶対的なものではありません。

トレーニングの最初のステップは、コンピューターを使っての眼筋のトレーニングから始まります。眼筋のトレーニングで「視る」力を養い、次に、脳の処理速度を速めるために、目では追えないほどのスピードで流れる文字を見るトレーニングをします。

4000文字/分程度のスピードで流れる文字を見るトレーニング後

視るスピードを2000文字/分に落とします。すると、4000文字/分のスピードに追い付こうとしていた他の能力が「視る」能力に合わせて引きあがって再現されやすくなります。

川村式のポイントは、速読力の上限と下限の計測

速読トレーニングをする上で重要なのは、読書速度の上限と下限を計測するノウハウです。
一般に、文字数を追う読書量の計測は簡単です。
よーいどんで、何文字まで読めたのか文字数を数えればいいからです。しかし、いくら読めた文字数を計測したとしても、それは単なる読書速度でしかわかりません。
次にどのようなトレーニングを展開すれば、さらに速読量があがるのかはこの数値化がポイントになります。
どのようなトレーニングが最適なのかまで数値化します。
この数値化は速読トレーニングの重要なポイントであり、数値化できる技術と理論を知らなければ、速読トレーニングに必要なすべての能力を数値化するのは、ほぼ不可能でしょう。

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