視野を拡大して捕らえられる範囲を広げる

有効視野=視幅を拡大する

一部分を集中して「見る」のではなく、全体をとらえて広い範囲を「見る」ことが重要

ものが「見える」範囲を視野と呼ぶ。この視野の範囲の中には、「意識の中に残る範囲」と「現実には存在しているが、遮断されて意識の外に押し出されてしまう範囲」がある。

後者は、ただ網膜に受動的に映っているだけであり、大脳がそれを情報として処理することができず、その存在自体が大脳にとって無効である。

これを便宜的に無効視野と呼び、意識に残り、大脳にとって有効であり、本人の意思で活用できる範囲を有効視野とする。

この有効視野は、そのエリアに入ったものについては情報として認識できる範囲であり、視幅とも呼ばれる。

右脳型の人はこの視幅が広く、左脳型の人は視幅が狭い。

つまり、左脳型の人間は狭い部分のみを見てしまい、全体を見ようとしない。

例えば円を見る場合、円周全体が網膜に映っていても、部分的な円弧だけを見ているので、頭の中で円を描こうとしても、完全な円は描けず、歪んだりしてしまう。

人の顔でも、目や鼻、口といったように部分的なパーツのみを見て、全体の容貌を見ていないので、しばらくしてから、その人の顔をきちんと思い出せない。

つまり、目を開けていても見ていない部分が多く、脳の記憶回路に情報として保存されていない。

速読では、部分を追うのではなく、全体を見るという右脳型の能力が必要となる。

そのためにも視幅を広げなければならない。

視野を拡大

視幅の狭い人は、日常生活でのトレーニングを行ってみよう。

道を歩いているときに、ただ前方だけを見るのではなく、同時に両側を見るようにする。

できればその際には、両側の看板や標識を同時に読むように試みる。

本などを読む場合は、ページ全体の文字を、目に入れるように心がける。

この場合、意味はわからなくても差し支えないので、とにかく全文字を視野に入れ、視野を狭めないようにする。

こういったことを繰り返すうちに、習慣となって身につき、視幅が広がってくる。

トレーニングを始めて、1ヵ月ほどすると、成果が見られるようになる。

またこの習慣が身につくと、狹い部分を集中して見ることで起こる眼筋のストレスからも解放され、目が楽になり、読書時の目の疲れも感じなくなる。

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