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速読法解説 21 知的作業で同時並行処理ができないのは、単なる練習不足

こう書くと、あなたはおそらく、「いや、それはスポーツの世界だから言えることで、勉強だとか読書だとか、知的な活動には当てはまらない。論理の飛躍だ!」と、反論するに違いない。

 

そうではない。単なる練習不足だから、できないだけの話である。一流のサッカーやバスケット・ボールの選手も、始めた当初から、一度に大勢の選手の動きを見極められたわけではない。最初は、右の選手を見れば左の選手が見えなくなり、左の選手を見れば右の選手が見えなくなり、という状況だったのが、訓練を積んでいく間に次第に沢山の要素が見えるようになっていったのである。

 

また、サッカーやバスケット・ボールのような団体競技に限らない、卓球や、テニスのような個人競技であっても、同様のことが言える。卓球やテニスの初心者は、上級生やコーチから打ち方の基本を教わる。

 

しかし、最初から教わったとおりに体を動かせる者は、皆無である。手のことを考えれば足の運びがおろそかになり、足の運びを考えれば手の動きも腰の動きもバラバラになる。どうにか手と足と、両方に意識を向けることができるようになったかと思えば、今度は飛んでくるボールにまで神経を配ることができず、空振りしたり振り遅れたり……。

 

しかし、だからと言って、「人間には、手のことと足のことと、同時に考えて動かすことは不可能である!」 などと言う者はいない。そんなことを口にしたら、負け惜しみの《みっともなさ》を嘲笑されるのがオチで 勉強などの知的な活動で、同時に幾つものことを並行して行なうのも、実は同じこある。

 

スポーツならば、最初の素振りを教わっている段階で、同時並行に幾つものことをするのに挑戦して失敗し、「こんなことは、人間には無理だ」と放り出すのに似ている。それがスポーツならば笑われ、知的な活動では逆に当たり前だと思われるのは、自分の身近に、知的な活動の分野で同時並行に幾つものことをやりこなしている人間が見当たらないにすぎない。

 

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