誰かと会話をしていて聞き取れなかったことはありますか?
誰かと会話をしているときに相手の声や言葉をうまく聞き取れずに聞き直した経験はありませんか?
周りの雑音が大きかったから
相手の声が小さかったから
などと考えてやり過ごしているけれど実は
耳が遠くなったのかな
相手の話す速度についていけなくなったのかな
といった不安を感じている方もおられるかもしれません。
その様な時には聴く力を強める「速聴」トレーニングがおススメです!
速聴トレーニングとは?
速聴トレーニングとは読んで字のごとく「速く聴く」トレーニングです。
速聴トレーニングでは通常よりも速い速度で音声を聞くことで音に対する脳内の処理能力に余裕を作り、結果的に音声で聞いた内容の処理に余裕を生むことができるようにする訓練です。
速聴トレーニングは音声処理に余裕を生む面と、頭の中での処理能力の向上が主な目的ですが、音の聞き取りに課題を感じているときにも、ある程度の効果を得ることができます。
なぜ聞き取りの課題を解決できるのか順番に見ていきましょう
会話の音が聞き取れない、という時には
音が聞き取れない、といってもいくつかの場合があります。
例えば話す人の声がとても小さいとき、あるいは自分の耳に問題があり音が小さく聞こえてしまう時。
こうした時には物理的に音を大きくするほかには基本的には解決法がありません。
相手に大きな声でしゃべってもらったり、音を聞く手段、例えば音量を上げたり補聴器をつけることで解決します。
しかしそれ以外の点、特に音を正確に聞き取れない時には聴く能力を高めることで解決できる場合があります。
ゆっくりの音声と速い音声、どちらが聞きやすいですか?
声を聴くとき、話し方がゆっくりな人と速い人、どちらが聞きやすいですか?
極端に遅くなければゆっくりと話してくれる人の方が聞きやすいですよね?
なぜゆっくりの人の方が聞きやすいかというと音を正確に聞いて判断することがしやすくなり正しく内容を把握しやすいからです。
人間は話をする時に必ずしもすべての音を正確に聞き取れているわけではなく、時には一部の音が抜け落ちたりしています。
こうした時、脳内で音を補完して補っていますが抜け落ちが多くなればなるほど当然精度が落ちて聞き取れなくなります。
それを補えるのが速聴トレーニングです。
速聴トレーニングを行うと音を正確に聞き取りやすくなり、処理に余裕が生まれます。
そのため、今まで会話していて意味を正しくとれなかった声、音が正確に再現、理解できるようになっていきます。
年を重ねると音を聞ける音量も下がりますが、実は同じくらい音の速さに対してついていけなくもなっているのでもし音を聴く能力に不安を感じている方はぜひ一度速聴のトレーニングをしてみましょう。
新日本速読研究会では速聴のトレーニングも体験できる無料体験を実施しています。
ご希望の方はぜひ一度無料体験を申し込んでみてください!
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速読の大敵な脳内音読とは
速読するうえで障害になるものとして「脳内音読」があります。
脳内音読とは文章を読む時に頭の中で音を出しながら読むことです。
いわゆる声に出す音読とは違い、意識しなければ自分が頭の中で音にしていることも気づかないことすらあります。
なぜこの脳内音読が速読をする上で大敵かというと音にするということは文字を「1音」ずつ処理しなければいけなくなる、ということです。
特に「1文字」ではなく「1音」というところが曲者で、例えば脳内音読という言葉は文字では4文字ですが、音にすると”のうないおんどく”となり8文字の処理をしなければいけません。
通常読んでいる文字数の倍の文字を処理しないと読めなくなってしまうため速読をしようとする時には大きなスピードダウンのもととなります。
そのため脳内音読をしないようにすることが重要です。
どうすれば脳内音読を無くせるの?
では具体的にどのようにすれば脳内音読を無くせるのでしょうか?
実はこれはとても単純で脳内音読せずに読めば自然としなくなります。
とはいえ脳内音読してしまって困っている人に『しなければいいんだよ』などといっても意味がありませんね。
もう少し詳しく見ていきましょう。
まず、脳内音読をしてしまうのは音にしないと意味を理解できない!と思っているからです。
思っているというか、自然とそうなる?とおっしゃりたいかもしれません。
では簡単に確認してみましょう。
例えば
天気
お休み
仕事
スマホ
ご飯
という言葉があったとしましょう。
音にしないように意識して意味を理解できますか?
全部とはいかなくてもいくつかは音にしないでも理解できませんか?
ではこの文字ではいかがでしょうか?
株価
電磁石
平衡感覚
杞憂
こうした言葉ではいかがでしょうか?
少し難しく感じませんか?
これらの言葉の違いは何か?簡単か難しいかという観点もありますが、もう一つはよく見る言葉でイメージもしやすい言葉だということです。
実は頻繁に見て意味をよく知っている言葉は脳内音読せずとも意味を理解しやすくなります。
ではそれ以外の言葉はできないか?というと必ずしもそうではありません。
そしてここでトレーニングをどのようにするか?がポイントになっていきます。
文字を読まないトレーニング
脳内音読をしなくなるために重要なことは「音読で読めない速度で文章をみるトレーニングをすること」です。
文章を読む、つまり今まで音読してしまう人が音読できる速度で文章を見ても結局音読をして速く読んでしまうだけで終わってしまいます。
例えるなら、クロールの練習をしているのに、いつまでもビート版でバタ足の練習だけを繰り返しているような状態です。
その様な状態ではバタ足、つまり脳内音読は多少は速くなりますがいつまでたっても脳内音読を減らすことはできません。
そのため音読で読めない速度で文章をみるトレーニングをすることが必要になってくるのです。
しかしこの速度は人によって少しずつ異なります。
速い人と遅い人がそれぞれいるため、適切な速度でトレーニングをしなければ効果を正しく発揮しません。
これが速読のトレーニングを習得できない人がいらっしゃる理由にもなります。
まとめ
どうすれば正しい速度でトレーニングが行えるのか?
この解決方法は正しい速度でトレーニングできる教材を使うか、講師に見てもらって正しい速度で指導を受けるか になります。
新日本速読研究会ではその人に適した速度を自動的に表示できる最新の教材や経験豊富な講師からの直接指導で適切な速度でのトレーニングが可能です。
無料で実際のトレーニングも体験できますので是非一度体験してみてください。
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速読を習得してみたいけど
テレビや動画、インターネットの記事などで速読を知り、「速読を習得してみたい! 速く文章を読めるようになりたい!」と思ってはみてものの
速読は特殊な技能ではないか?
才能がなければできないのではないか?
などと思われていませんか?
速読の習得はどんな人でもできます!
今回はなぜどんな人でも速読ができるのか についてお知らせします。
習得のために必要なことは決して多くありません
速読をしている人の動画を見たことはありますか?
剛速球を打ってみた!
一瞬でぱらぱらとページをめくって読む
など通常では考えられないようなスピードで様々なことを行っている人を見ると彼らはスーパーマンなのではないかと思うほどです。
しかしこのような動画で紹介されている事例は少し極端な例が多く、とてもすごい能力のように感じますが、実際にはそれほど難しい能力ではありません。
速読は簡単なの?
一言でいえば速読は簡単です。
特に実用的に十分な能力を身につけたいと感じている方にとって、速読のトレーニングはなぜ行わないのか疑問なほど効果的で、簡単に習得できる能力です。
なぜ簡単なのか、というと習得に必要なトレーニングが体系的にしっかりと定められているからです。
何か能力を習得したい場合、例えば泳げるようになりたい人が水泳のトレーニングをする際、いきなりバタフライの練習はしませんよね?
水に入る、顔をつける、浮く、など順番にトレーニングを始めていき少しずつ少しずつ泳ぐトレーニングをします。
今何ができて、次に何をするべきなのか?
がはっきりしているため正しく教えてくれる場所で通い続ければほとんどの人は泳げるようになっていきます。
速読も同様です。
難しく見えるかもしれませんが、体系化されたトレーニングがあり、今どのような状態で次にどんなトレーニングをすればいいのかが明確に決まっているのです。
そのため我々の教室では高い習得率を誇る速読のトレーニングを受けることができるのです。
実際にはどのようなトレーニングをするの?
速読のトレーニングの最も基本的な要素は三つです。
目の筋肉を鍛えて目が素早く動くようにし文章を速く見る
速い情報の速度に慣れて処理できるようにしていく
一度に見ることができる情報を増やせるように固まりで文字をとらえる
この3つの能力を順番にトレーニングしていきます。
能力の成長には個人差もあるため一人一人のレベルに合わせて確実に一歩ずつトレーニングを実施し読書速度を向上させていきます。
一般的な実用レベルであれば分速3000文字程度で文章を読めるようになるだけで十分ですが、新日本速読研究会ではさらに難関資格や難関校への受験など高い目標達成に向けて分速5000文字や1万文字を目指してのトレーニングも可能です。
こうしたトレーニングを実際に体験する無料体験も実施しています。
無料のトレーニングをするだけでもすぐに効果を実感できますので、効果や内容が気になる方はぜひ一度体験を申し込んでみてください!
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速読を習得する時にまずは何からトレーニングをするの?
速読法を習得したいときに、まず最初に向上させた方がよい能力は何でしょうか?
文章を正確に読み解くための読解力?
言葉の意味を正しく理解するための語彙力?
もちろん文章を正しく読んだり、理解しやすくするために読解力や語彙力は重要です。
しかし速読の習得に絞って言うと、「眼筋力」を向上させることがトレーニングの最初の段階では必要です。
なぜ眼筋力から向上させるの?
文章を速く読む速読を習得するうえで重要なのは文字を今までよりも速い速度で「見る」ことに慣れることです。
ポイントは見る、というところでトレーニングの段階では必ずしも読む、必要はありません。
もちろん最終的に文章は今までよりもずっと速いスピードで「読める」ようになっていきますが、トレーニングの最初の段階で必要なのは文章を素早く見るということです。
文章を素早く見ることができると文字が頭の中にどんどん入ってきます。
この段階では文字情報を正確に処理できないため内容を理解できませんが、その状態こそが処理をする速度を自動的に引き上げてくれる状態です。
そのため、必要なのが目の筋肉を鍛えることなのです。
速く見るためのトレーニングでどうして目の筋肉が最適なの?
実際に文章を速く見る、ということだけに絞れば文字を高速で切り替え表示する画面、などでも効果を埋める面もあります。
しかし速読で最初にこのトレーニングを行う目的は
・目の正確な動きを鍛えて文章を正しく見ることができるようにする
・文章を読んだ時の疲労感を減らす
・トレーニングをしていない状態の眼筋は眼筋力が向上しやすいため効率が良い
といったことが理由となります。
特に文章を正確に見る能力や疲労感の軽減、つまり持久力のトレーニングはこれから先、速読でより多くの文章を読む時に必須の能力です。
そこで、速読のトレーニングでは最初の段階のトレーニングとして眼筋を鍛えていくのです。
手軽に目の筋肉を鍛えるには?
目の筋肉は普段ほとんど動かさないため意識的に鍛えることが重要です。
日常の生活の中では何か目標物を追いかけたり見たりしながら鍛えるのがおススメです。
例えば四角形をしたもの、テレビ、窓、壁、などに対して四隅を順番に見ることで目の筋肉を動かすことができます。
これは目が疲れたと感じるときにも効果的なので日ごろ目を動かしていない人、特にデスクワークや勉強が主体の生活をしている人は覚えておきましょう。
まとめ
速読を習得するうえで真っ先に鍛えると効果的なトレーニングは眼筋トレーニングです。
このトレーニングは無料体験のトレーニングを行うだけでも明確に効果を感じるため体験を受けてみることをお勧めします
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速読のトレーニングの最適なトレーニング時間は?
速読を習得したい!
トレーニングをしっかり行いたい!
と思った時にどれくらいトレーニングを行うと効果的なのでしょうか?
人によって
10分間でもしんどい
という人もいれば
2時間でも3時間でも一気にトレーニングを行ってしまいたい
という人もいるでしょう。
速読のトレーニングはリラックスして負担なく行うため1日のトレーニング時間を比較的長くとれますが、実際に適した時間についてみていきましょう。
トレーニングは長時間行っても効果的!?
速読のトレーニングのほとんどは長い時間行えば行うだけ速い速度に慣れていくため効果がアップします。
そのため特段一日のトレーニング時間などに制限を設けずに行うことが可能です。
トレーニングでは特に速い速度を覚える訓練で長い時間行うことが効果を発揮します。
長い時間、速い速度を見れば見るほど速度感覚が慣れていきます。
そのため速い感覚に慣れて文字の処理を素早くする能力が高まりやすくなります。
実際に教室のトレーニングの中には集中講座など1日のトレーニング時間が5時間を超える講座もあり、たった二日のトレーニングで速読習得を目指すコースとなっています。
長時間、短期間で行ったら忘れてしまわないの?
速読を短期間で一気に習得したら忘れてしまうのも速くなってしまうのではないか?と不安になる方もいるかもしれません。
確かにトレーニングを行ってから全く速読を行わないでいると少しずつではありますが読書速度が低下してしまいます。
これは日常生活で見聞きする情報の速度が速読を習得した人の感覚からすると圧倒的に遅いからです。
しかし、トレーニング後も少しでも速読に触れていただいていれば、ほとんど低下せずに過ごすことができます。
また、万が一低下してしまっても再度トレーニングを行うことですぐに読書速度を向上させることが可能です。
教室での速読受講ではそうした低下を防ぐために生涯サポートで継続的なトレーニングの支援も行っていますので安心して受講していただくことができます。
一点だけ注意点
トレーニングの時間に関して一点だけ注意が必要なことがあります。
それは
目の筋肉が痛くなってきたら休ませる。
ということです。
速読のトレーニングのうち、唯一目の筋肉だけはシンプルな筋トレです。
筋トレをしたことがある人はわかると思いますが、しっかりとトレーニングを行うと疲労から痛みに変わってきます。
そして過剰なまでの筋トレでは肉離れなど怪我にまで進んでしまいます。
目の筋肉でも同様のことが起こるため「目の筋肉が痛くなってきたらトレーニングをお休みする」という点だけは注意して行う必要があります。
選べるトレーニングで速読を習得しよう
新日本速読研究会ではオンラインでじっくり取り組むコース
教室でゆっくりと習得するコース
短期間で一気に能力を向上させるコース
を取り揃えています。
ご自分の希望に合わせてトレーニングが可能ですので、ぜひトレーニングを行ってみてください!
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脳の処理速度って何?
「速読では脳の処理速度を向上させる」というお話をよくさせていただいております。
では、そもそもこの「脳の処理速度」とは何を意味するのでしょうか?
そして脳の処理速度の向上をどのように行うのか?、向上するとどのような効果が得られるのかについて今回はお伝えします。
速読ではなぜ脳の処理速度が向上するのか?
結論からお伝えしてしまうと速読のトレーニングで2つ目のポイントとしてお伝えする「速さの感覚になれる訓練」が鍵となって脳の処理速度が向上します。
この訓練では高速で表示される文字を見ることで速度に慣れることが目的です。
ではなぜそのような訓練をするのか?そしてなぜその訓練で脳の処理速度が向上するのか?という点です。
まず、この訓練では脳の中に今までよりもずっと速い速度で文字を送り込むことを行います。
文字を見て、どんどん頭の中にさまざまな文字が情報として入ってきます。
この時、自分が読むことができる速度よりも速い速度で文字を見ると脳が文字情報を処理できない状態が起こります。
言うなれば脳が情報を処理する速度が足りていない状態です。
こうなった時に初めて脳の情報を処理する速度が変化します。
情報処理が追いつかない状態で初めて処理をする速度のトレーニングになる
トレーニングをする方から時々くる質問ですが、文字を処理できない、つまり読めない状態で見ることに意味があるのですか?ということを聞かれます。
今までの常識では文字を読む、ということができなければ文章を見ることに意味があるとは思えませんよね?
しかしこれには明確に意味がありますし、効果もあります。
例えば車で速い速度で運転したい、と思ったとしても時速40kmで走る練習ばかりしていても意味がないのは想像いただけますよね?
いくら怖いからと言って40kmで走り続けても100kmで走る時の運転操作の練習にはなりません。
同じことが文字に対しても言えます。
自分が読める速度でいくら文字を見ていてもトレーニングの効果は得られず能力は向上しません。
自分が処理できない速度で文字を見るからこそ、頭の中で文字を処理する速度のトレーニングになるのです。
文字の処理と脳の処理能力の関係は?
あなたは何かを考える時にどのように考えますか?
頭の中での想像をする時、ほとんどの場合、イメージだけではなくイメージ+言葉、や言葉のみで考えるのではないでしょうか?
言葉は何も読んだり書いたりする時だけではなく考える時にも使います。
そしてこの言葉を処理、つまり理解したり考えたり思い返したりする速度が速読のトレーニングによって鍛えられます。
そうすると、結果的に考える速度、記憶する速度など、さまざまな情報を処理する速度が向上していきます。
結果として文字の処理速度のトレーニングから脳の処理速度のトレーニングにまで効果を発揮するようになるのです。
情報処理に困ったら速読トレーニングを!
情報処理、と一言で言ってもさまざまなものがあります。
日常会話で言葉が出ない
計算が遅い
何かの作業の時に手の動きが遅い
こうしたことも脳の処理能力が関わってきます。
このような課題を感じている方には速読の受講をお勧めします!
まずは無料体験で速読の効果を感じてみてください
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速読では理解が落ちない!だけではなく
前回のブログでもお知らせしたとおり、速読は今まで通りの読み方と同じように、文字を1文字残らず読んで理解するため、速読での読み方と普通の読み方では理解に違いはありません。
しかし実は今までよりも読み方によっては理解しやすくすることも可能です。
具体的に見ていきましょう。
文章を素早く読めることで生まれるもの
ある文章を読もうとするとき、私たちは実は無意識に1回読んでいるつもりが2回3回と読んでいます。
どういうことかというと文章を1度読む、という過程の中で自分がうまく理解できなかったり忘れた内容を無意識に読み返しています。
そのため、実際には2回3回と同じ文章を読んでいてもそれを1回ととらえています。
これは人間の能力を考えると至極当然のことで、1回で文章を完璧に理解したり記憶したりすることはほぼ不可能なため、誰もが自然と行っています。
そしてここに鍵があります。
1回で文章を読んで理解がほぼできないのであれば何度も読み返すことが理解を高めるうえで必須です。
では仮に読書速度が今までの5倍になった人が同じ時間を使って文章を読み返すことを想定したらどうでしょうか?
全く同じ読書速度のAさんとBさんがいて、読むのに5分かかる文章があるとします。
Aさんは速読のトレーニングは行わず、Bさんはトレーニングをして読書速度が今までの5倍になったとしましょう。
読書速度のトレーニングをしていないAさんは読むのにそのまま5分かかります。
一方Bさんはトレーニングをして読書速度が向上しているため1分で読むことができます。
この時、Bさんの時間の使い方がポイントになってきます。
もしBさんが「理解を深めてより内容をしっかり覚えよう」と3回読み返したとしましょう。
この時、それでもかかる時間は4分です。
そしてAさんと比べるとより多くの回数を読んでいるため理解、さらには記憶も深めることができます。
つまり「速読で読む」ということは、ただ速く読むだけではなく、読み方を工夫すれば理解や記憶を普通の状態距離も高めることができるのです
読み方の工夫以外にも
さらに文章の読み方を工夫する以外にも理解する力が向上していきます。
一つは文章を読む時、一つの文字、単語、文節、段落に対してかかる時間が短くなるためその時間内で文章を処理する必要が生まれます。
そのため短時間で理解できるように情報を処理する速度が向上します。
もう一つは読める文章が増えることで同じジャンルを深堀したり、広いジャンルの文章を読めるようになった結果、知識量が増え理解をする能力が高まることです。
そのままの能力向上よりは少し遠く感じるかもしれませんが、速読のトレーニングをされている方がよくおっしゃる効果の一つです。
まとめ
速読はただ読む速さが速くなるだけではなく、理解をする速度、記憶をする速度も向上させる万能な能力向上トレーニングです。
読書速度だけではなく文章の理解に課題を感じている方にもお勧めできますので、もしそのような課題を感じていたらぜひ一度体験してみてください。
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文章の理解に対する悩みを解決しよう
速読を受講される際によく聞くお話の一つとして
文章を理解する力が低いのだけど大丈夫ですか?
という不安です。
文章をもともと理解するのが苦手、時間がかかったり正しい意味を理解できない人にとっては、ただでさえ今の自分が読む速度でも理解が難しいのに、より速く読む速読になったときに理解できるのか不安になるというわけです。
実際のところはどうなのでしょうか?
速読によって何が速くなるのかと合わせて見ていきましょう
速読は飛ばし読みや斜め読みではない
文章が理解できるのか?の不安のを感じられている理由は「速読は速く読むけれどその分、理解を犠牲にして読んでいるのではないか?」
という不安です。
これは速読が「飛ばし読み」や「斜め読み」のように、読み方のテクニックでどうにか文章を無理やり速く読んでいるのではないか?という誤解から生まれています。
速読ではここで挙げた例のような読み方のテクニックで読書速度を向上させるわけではありません。
あくまで実際に読む能力、文章を処理する速度を向上させることで読書速度を向上させるため、今よりも理解が落ちる、ということは決してありません。
どうやって速読で読書速度を向上させているの?
速読での読書速度向上は大きく3つの過程で行われます。
1 目の筋肉を鍛えて文章を見る速さを速くする
2 目で見た文章の処理をする速度を向上させて速い速度で読んで理解できるようにする
3 一度に見ることができる文章の量を増やしてより多くの文章を処理できるようにしていく
という3つです。
1、2は今まで行なっていたような読み方をそのまま速くしていくことによって読書速度を向上させます。
読む速さを上げることなどできるのだろうか?と疑問に思うかもしれませんが、これは実際にトレーニングで向上する能力です。
例えば走る速さがトレーニングで向上するのはイメージがしやすいですよね?
同様にボールを投げる速さを向上させるのもトレーニングを行えばできるだろうと想像いただけると思います。
では、速いボールを打つのはいかがでしょうか?
最初は速いボールを打つのが困難でも同じようにトレーニングを繰り返して速さに慣れれば打てそうだ、というイメージはしていただけるのではないでしょうか?
最初の二つの例は自分自身の能力、特に筋肉をトレーニングする例ですが、2番目は筋肉の使い方プラス速いボールという情報を適切に処理する速度を向上させる必要があります。
そして文章を読む、という行為も基本的には同じです。
筋肉を鍛えて文章をはやく見えるようにする、さらに速く入ってくるようになった文字情報を適切に処理して理解していく。
こうすることで文章も速く読めるようになります。
大切なことは正しいトレーニングを適切な感覚で行い続けることです。
こうしていただければ誰でも文章を読む速さを向上させることができます。
まとめ
今回は文章を理解するのが苦手な人でも速読を習得できる、という内容でお届けしました。
次回のブログではさらに踏み込んで「速読をすることで理解を向上させることができるのか?」という内容について説明したいと思います。
実際に速読のトレーニングをされる方の中には文章がうまく理解できない、という悩みを抱えている方もおられます。
同じように悩まれていましたらぜひ一度速読の受講をお試しください!
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記憶力が悪い!と思っている人はしっかり理由を確認しよう
文章の内容や会話の内容を記憶できない、という悩みを持っていますか?
・他の人が一度で覚えた内容を自分は一回では覚えられない
・何度も同じ忘れ物をしてしまう
など記憶や物忘れへの悩みは困りものです。
その中でも特に文章の内容をしっかり記憶できるかどうか、というのは重要な課題です。
そんな時に気をつけて欲しいのは
記憶をしっかりできない理由は何か?
というところです。
記憶力の公式
新日本速読研究会では人が物事を記憶する際の公式を提唱しています。
内容は
K=i×r
というものです。
Kはそのまま記憶(Kioku)です。
iはインパクト(impact)
rはリピート(repeat)つまり繰り返しとなります。
何かを記憶する時には、その内容のインパクトと繰り返し回数が重要という意味です。
例えば自分の子供の頃の記憶を思い出すとすると、とても楽しかった思い出、印象に残った思い出や反対に悲しかったり恥ずかしい思い出が出てくるでしょう。
これらはインパクト(i)が強い記憶なためリピート(r)が少なくとも記憶に残っています。
反対に街中ですれ違ったなんでもない人、嫌いな科目の用語、などインパクトが薄いものは回数をこなさなければ記憶に残りません。
ではこれを元に文章についても考えてみましょう。
文章のインパクトは?
多くの場合、覚えたい内容の文章のインパクトは薄いものです。
時々興味がある内容であればすらっと頭に入ってくるけれど、それ以外では全く記憶に残らないということがよくあります。
そうした状況を防ぐためにはリピート回数を増やすことが必要です。
人間の記憶は忘れて覚え直す、という過程を踏むことで強化されていきます。
一度で覚えようとするよりは何回も繰り返した方が効率的なため可能な限り見直すことが必要です。
ただ、そこで問題になってくるのが時間の制約です。
何度も読み返す時間がない場合は?
学習したい内容の文章を何周にもわたって読み返す時間はないものです。
難しい内容であればあるほど、学習すべき内容は膨大です。
よくて1回全体を攫う程度、余裕があれば重点分野だけ2回目が行える。という状況が多いのではないでしょうか?
普通の人ではそのような状態になりますが、実は成績が良い人は多くの場合、学習に対するインパクトもリピートも高いことが多いです。
それは
右脳の発達によって読んだ内容をイメージ化しやすくインパクトを強くできる
読書速度が速いため普通の人よりも多くの回数見直せる
という形で現れてきます。
一般的に同じ組織、学校でも文章を読む速さの上位と下位では時に数倍以上の速度の差があります。
つまりある人が1回読む間に上位の人は3回も5回も文章を読み直すことができ、内容をしっかり記憶できるわけです。
勉強をそれほどしなくても成績が良いタイプの方は多くの場合こういった状態です。
ではどうすれば対抗できるのでしょうか?
自分の能力を上げて対抗しよう
実はイメージ力の司る右脳の活性化や読書速度の向上は後天的なトレーニングでいくらでも向上させることが可能です。
特に速読のトレーニングを利用していただければ上位者と比べて5倍以上速い速度で文章を読んだりすることも可能になります。
さらにトレーニングの過程で右脳が活性化されるため
イメージ能力を向上させることでのインパクトの記憶強化
リピート回数が増えることによる記憶強化
の二つを行えるのです。
体験で試してみよう
トレーニングの効果に関しては百聞は一見にしかずです。
新日本速読研究会は日本で一番体験方法が豊富な速読サービスです。
実際に教室に来ることができる体験コース
オンラインで講師から直接指導を受けられる体験コース
オンライントレーニングサービスを自分で利用できる体験コース
が揃っています。
自分の記憶力を高めたい、と考える方はぜひ一度体験に参加してみてください!
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文章を読むのに時間がかかる場合
文章を読むのに時間がかかるとそれだけで体力も使いますし集中力も途切れてしまいます。
そのため文章を読むときにはなるべく短い時間で多くの文章を読めた方が体力も使わず読みやすくなります。
短い時間で多くの文章を読むためには速読のトレーニングが最も適しています。
そして多くの場合、読むのが苦手、読解が苦手という方は読書速度が遅い方です。
つまり
読む速度が遅いため本を読むのが大変 → 読むことが大変で本をあまり読まずに過ごしてしまう → 読んだ文章量が少ないため読解力が向上しない
という形になってしまうのです。
しかし読書速度が速くなると文章を読む時の疲労が軽減され、多くの文章が読めるようになります。
さらに読むことで得られる情報量が増加することで集中しやすくもなります。
結果的に
読書速度自体の向上で読める量の増加
読書しやすくなるため一度の読書時間の増加
の二つが見込めるのです。
読書速度が向上することで読解力を伸ばす基礎を作ることが可能になります。
目が疲れてしまう点はどうしたらいい?
何かを読もうとするとよく発生するのが目の疲労です。
目をたくさん使ったときに目のかすみや痛み、ボワっとした疲れなど様々な症状を感じたことがある方も多いのではないでしょうか?
当然読解力を向上させるために文章を読もうとするときにもこうした症状が付きまとってきます。
実は目の疲れで誤解しがちなのが目を使ったから休ませなければいけない、という誤解です。
目の疲れのほとんどの原因は同じ距離感や方向、明るさで同じものを長い時間 見続けたことにあります。
人間の体はどんなに楽な体勢でも同じ状態でいるとやがて疲れてしまいます。
これは眼も例外ではなく同じ距離、方向、明るさなどを維持するためには目の周りの様々な筋肉に同じ緊張状態を強いています。
そのため目の周りの筋肉が疲れて様々な症状を発生させるのです。
これを防ぐには実は目を積極的に動かすことが重要です。
目に疲労を感じたら目の前から視線を外し遠くを見たり、目を可動域ギリギリまで上下左右を見てその姿勢をキープするストレッチなどが有効です。
ただし、これらは対処療法なので何かを読むときに目が疲労することを防ぐことにはつながりません。
そこで効果的なのが眼筋トレーニングです。
速読で行う目の筋肉を鍛える眼筋トレーニングでは目の周りの筋肉の筋力を強化することで目を素早く動かせるようになります。
実はこのときに筋肉の持久力なども鍛えられるため、疲れにくい筋肉を作ることもできます。
こうして目の筋肉を鍛えることで文章を読んでいても目が疲れにくくなり、より多くの読書が自然と可能になります。
すると文章の蓄積が増え読解力の向上につながるのです。
ご自分で読書目標を決めて取り組むのももちろん良いと思いますが、多くの場合、まず読書能力自体を強化した方が効率よく、そして無理なく読書量を増やすことができます。
速読の体験で読書速度を向上させよう
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