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第一章 受験速読で合格力爆発的に増進(アップ)!

受験勉強に暗記は必要か否か?

受験勉強となると、何年かに一度は必ずと言っていいほど教育家と称する人々の間で議論の的となるのが、「はたして受験勉強に暗記は必要か否か」ということです。

 

暗記は必要ではない、と主張する人々の言い分は、「その教科を本当に理解していれば、暗記などして無理に知識を詰め込まなくても、問題は解ける」ということで、なるほど、これにも一理があるように感じられます。

教育評論家は受験生の立場を理解していない

しかし、意外にそういう教育の本質を考えようとしている人々が忘れているのは、実際に受験しようとしている現場の受験生は時間が少なくて、大半が、「教科を本当に理解している暇などない。とにかく、目的の学校に受からなくてはいけないので、とりあえずは、丸暗記による知識の詰め込みでも何でもやって、問題を解かなくてはいけない。教科の本質を理解していないから、受験の難問を突破したとたんに忘れてしまうだろうが、それでも構わない」という切実な意識を持っている、ということです。

 

特に、自分の好きではない科目で、志望校がその科目を受講科目として指定してきているので、仕方なくその科目の勉強をする、といった場合には、その傾向が顕著です。

こういう不得手な科目は、とにかく暗記に次ぐ暗記で、受験に必要な基本語句、基本公式、問題の解き方の定石、といったものを片端から覚えてしまわなければなりません。

 

そういった知識は、受験地獄を突破したとたんに忘れてしまうわけですから、全く時間の無駄、エネルギーの浪費で、現代社会の「歪み」と言うべきものですが、とにかく受験という関門は現実に存在しているわけであり、一朝一夕に改善されるような単純な制度でもないのですから、理想論だけを振りかざして避けて通ることは不可能だと思います。

 自由主義では受験戦争に敗北する

実際、丸暗記主義を排除して自由な教育を実践しようとしている学校は、一流の大学に卒業生を送り込む「点数主義」の観点で採点しますと、完全に失敗して遅れをとってしまっています。

 

しかし、一流の大学に入り損なったからといって、その人物が優秀でないということにはなりませんし、ましてや人格に関しては、困難な受験戦争を突破して一流大学に合格した人間のほうが、性格欠落者が多いくらいです。

どんな科目にも暗記必要科目がある

話が脱線しましたので、もとに戻りましょう。

それでは反対に、どちらかといえば得意で、かなり本質を理解していて、受験の際には得点源になる自信があるような科目だったら、全く何も暗記する必要が起きないでしょうか?

 

いえ、どんな科目であっても、問題を解くのに必要な基本語句、基本公式などはあるはずです。

ただ、その科目が好きなので、覚えるのが全く苦にならず、すぐに血となり肉となってしまうので、丸暗記している、といった「苦痛の自覚」がないにすぎません。

要するに、どんな科目であれ、必ず暗記しなくてはならない事項は厳然として存在するのです。

どうやればもっとも効率よく暗記できるか?

それでは、どうやれば最も効率よく必要事項を暗記して、脳の記憶回路に情報として保存することができるのでしょうか?

ある科目が好きだという人は、ちょうど趣味のようにして、その科目の本や、それに関連した本を読んでいます。

 

もちろん、他の要素もあるのですが、得意となる理由の一つは、その科目の本を、たくさんの時間を費やして量的にもたくさん読んでいる、ということが考えられます。

好きだから、たくさん読む、たくさん読むからいろいろなことを苦労せずに覚えられる、知識が豊富になるから、ますます得意で好きになる、という良循環が起きているわけです。

 

そうすると、その科目を苦手とする人は、得意としている人に敵わないまでもある程度まで太刀打ちするには、まず量的にたくさん読みこなす必要が出てきます。

しかし、好きでもないものを、そうそうそんなことはできません。

最も効果のある反復学習

それに不得手な科目ほど、あれもこれもと片端から資料を読み散らすと、俗にいう「突っつき味噌」の状態になって情報の消化不良を起こし、ほとんど役に立つ記憶となっては、頭の中に残りません。

 

不得手な科目に関しては、「これ」と思う自分の性格や好みに合った参考書を見つけたら、多少はその参考書に欠点があったとしても、他の参考書に「目移り」させないで、その一冊を何度となく繰り返して学ぶほうが、はるかに効果が上がります。

忘却は人間の習性

それは人間の頭脳には、コンピューターと違って「忘却」という習慣があるためで、個人差はありますが、反復して学習すると「この情報は大事だ」ということになって、再使用可能な情報回路に刻み込まれるからです。

 

しかし、学んだ翌日から翌々日ぐらいの間に全く復習しないでいると、それは対して重要な情報ではない、ということになって記憶回路の中で半分になり、三分の一になり、四分の一になりして、ついには消滅してしまいます。

人間は夢の中で情報を整理する

ところで、誰でも夜、夢を見るというのは周知の事実です。

目が覚めた後でも夢の内容を記憶している場合と、全く記憶していない場合とありますが、あの「夢」という現象は、見聞きしたことのすべてを逐一記憶していては大変なので、脳が情報の取捨選択の作業を睡眠中に行っていて、その作業過程が夢となって現れるのだ、という学説もあるくらいです。

 

そうすると、不得手な科目で、いやいやながら学んだ情報に関しては、学習時の体の反応から、夢の中で大脳が勝手に判断して、「取っておく」ほうではなく、「不要だから廃棄処分」のレッテルを貼って、忘却処理のほうに回してしまう可能性が、いよいよ高くなります。

いやいやながらやったものに関しては、そのようなホルモンが分泌されていますから、大脳の判断材料としては「忘却廃棄処分」に回すデータのほうが強いわけです。

大脳に廃棄処分される前に

ですから大脳が廃棄処理する前に、「この情報は必要なものなんだ」という確認データを送ってやる必要が出てきます。

 

その確認データが、つまり復習ですが不得手な科目になると、理屈では理解していないがら、ついつい勉強時間のスケジュールの中で後回しにしたりして、なかなか実行することができません。

そこで私が皆さんに受験勉強の有力な補強手段として、これからご紹介しようとしているのが、コンピューター理論に基づいた川村式ジョイント速読法です。

君は参考書の読破にどのくらいかかる?

まず、不得手な科目の参考書を一通り読破する、という状況を頭の中で考えてみてください。どのくらいの時間を必要とするでしょうか?

小説を読むようにザーッと読み流してしまうのではなくて、重要だと思われる語句にアンダーラインを引いたり、理解できない箇所が出てくれば何度も読み返しながら進むわけですから、練習問題などを全然やらずに先を急いだとしても、最低でも一週間以上はかかるでしょう。

 

それが川村式ジョイント速読法をマスターすれば、読書スピードがアップしますから、その半分の三日で参考書を読破することができます。

速読法は受験勉強に猛烈な威力を発揮する

しかし、この程度は別に驚くべき数字でも何でもありません。

参考書は小説のように一度読んだらそれっきり、というものではなく、何度も何度も短期間の間に反復して読み返すべき性質のものです。

 

そういう性格の本を読む場合には、川村式ジョイント速読法は猛烈な威力を発揮します。

第一回の読破には三日を要したとすると、二回目の読破は一日で済みます。

三回目の読破は、となるとわずかに数時間、四回目以降は、一時間以内まで短縮されます。

 

それから先は、その人がどれだけ川村式ジョイント速読法をマスターするか、訓練の度合いと適正によって短縮率が変わってきますが、まずそこまで短縮できれば充分でしょう。なぜなら人間の忘却曲線はそれほど急カーブではなく、二十四時間以内なら最低でも内容の五割から八割を記憶しているからで、一時間で参考書を読破し、翌日もまた、一時間で再読はする、その翌日も…というふうにやれば、完全に記憶として定着してしまいます。

 

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