頭の回転が速くなる 速読×記憶術トレーニング
川村明宏 (著)、川村真矢(著)
単行本(ソフトカバー): 230ページ
出版社: 日本実業出版社 (2015/2/26)
仕事も勉強も一気に加速する!
■あらゆる文章、文書が速く読めるようになるメソッドを、この一冊に凝縮。
■速読の黎明期から40年以上にわたって指導、活躍する第一人者の川村明宏氏が、これまでの速読ノウハウを整理し、確実に身につけられる実践的なトレーニング方法を紹介。
本書は速脳速読の単行本としては10数年ぶり
川村明宏、川村真矢による共著。速読に携わり、40年間の歴史を持つ新日本速読研究会(会長 川村明宏)による出版となっている。
本書では国内、海外で実績を上げている速脳速読のメソッドを公開しており、既に多くの受講者が受験、資格などの試験対策から、学習の効率アップを目指してトレーニングを行っている手法である。
過去10年間でアメリカを中心とした技術提供を行ってきた川村の速脳速読メソッド。国内で多く使われている速読の解説理論が、この川村明宏の速脳速読理論である。
100冊以上の速脳速読ソフト、速読関連書籍を出版した、川村明宏は日本での普及活動に一区切りをつけ、海外への速読メソッド技術提供に活動を移した。
開発に2年以上を費やした川村明宏の速脳速読理論を体現したeyeQ(英語圏のネイティブ向け速脳速読ソフトウェア)。
現在では2000以上の公立・私立学校(小学校、中学校、高校)、大学機関に導入されている。年間10万人以上の個人、企業も利用を行うeyeQはなぜこのように普及しているのか。それは効果を実証する人の口コミによるものでした。
【川村式速脳速読 eyeQ体験者 喜びの声】
速脳速読は本当に簡単に習得できるのか?
速脳速読は誰にでもできるものなのか。
東京にある速読教室(研究室)の無料体験トレーニングにお越しくださった方々は口を揃えて、こう言います。
速脳速読・体験レッスンでほぼ全員の読書速度は2倍以上になるため、大抵の方は驚いて帰られます。
この速読教室では全てを数値化します。数値化はするのですが、数値に加えて「感覚」として速く読めている実感を掴んてもらうことができています。
これが無料体験レッスンを受けられる方が驚かれる一番の理由でもあります。
本で速脳速読が習得できるのか?
読者のみなさんが一番気になっているのは、本書「頭の回転が速くなる 速読×記憶術トレーニング」で速読が身につくのか、ではないでしょうか。
本書の手順通り行えば誰にでも速読は習得できます。
問題があるとすれば、本の内容を正しく解釈できているかどうかです。
難しい学術的な専門書として書いているわけではないので、大抵の方はある程度の速読は実感できると思います。少し難しいと思う点を上げるとすれば、本書で伝えていることがイメージできているのか?また、それを再現できているか?です。
例) 1秒間に3回ページをめくる → 本当に1秒の間隔は正しいだろうか、正確に3回めくることはできているだろうか
この再現性能力が高い人はたとえ100円の中古本でも速脳速読の能力を習得することは可能です。頭でわかる(っているつもり)と再現できる、による影響は大きいのです。
本で速読の上達を実感できなかったらどうする?
先に述べたように、本を使った速読トレーニングは個人のイメージ力など、力量に左右されることも事実です。
もしも本書の速読×記憶術トレーニングで効果を全く感じられない、もしくは本当にやり方が正しいのか、と感じられる方は、
・東京の速読教室 または、
・オンライン講座
(2つとも無料体験レッスン、または無料期間あり)の方法を用意しています。
著者:新日本速読研究会・川村速脳開発協会(川村 明宏、川村真矢)
単行本(ソフトカバー): 207ページ
出版社: KADOKAWA (2016/2/20)
記憶力を上げれば、仕事も人間関係もうまくいく!
本書は「忘れても良い記憶」と「忘れてはいけない記憶」を事前に見極めて、記憶の定着をコントロールするための書ともいえる一冊です。 今まで多くに溢れる記憶術が身につかなかったのは「記憶術」のやり方の問題ではなく、「記憶力」の強さにあると言えます。 この記憶力を向上させる方法を用いて、過去の記憶術にチャレンジすれば多くは習得が可能なものになります。 記憶術を使いこなすためには脳の仕組みを理解して、トレーニングを積めば誰にでも記憶力を向上させることができることは実証済みです。
はじめに
記憶力をアップさせるためのコツがある 「最近、なんだか物覚えが悪くなった」
「人の名前や覚えていたはずのことがすぐには思い出せない」
「記憶術の本を読んでも全然効果がない」こんな経験は、みなさんにもあるのではないでしょうか。同世代と「物忘れネタ」で盛り上がる…
なんてこともあるかもしれません。「年のせい」と諦めてしまっている方もいるでしょう。
しかし、「忘れる」ということは、脳が持っている大切な機能なのです。
私たちの脳は「忘れる」ようにプログラミングされている、ともいえるでしょう。
本書で紹介する実験では、「記憶した20分後には、半分近くを忘れている」という結果が出ています。
これでは本を読んでいるそばから内容を忘れてしまいますし、「来週の歯医者の予定」などメモしなければ頭に残るはずがありません。
そんな脳の仕組みやクセを知っていれば、そのままでは忘れ去られていく記憶を、脳にしっかり刻み込み、いつでも取り出すことができるようになります。
「記憶する」ということを脳の中で見てみると、それは脳神経細胞という脳の「ケーブル」のつながり方の変化ということです。「覚えている状態」はケーブル同士が繋がり、いつでも「情報の電気信号」を伝えられる状態。「覚えていない状態」は、ケーブル同士が断線している状態です。
「忘れない」ためには、このケーブルがうまくつながるような、「覚え方のコツ」が必要なのです。本書は「忘れても良い記憶」と「忘れてはいけない記憶」を事前に見極めて、記憶の定着をコントロールするための書ともいえる一冊です。今まで多くに溢れる記憶術が身につかなかったのは「記憶術」のやり方の問題ではなく、「記憶力」の強さにあると言えます。
この記憶力を向上させる方法を用いて、過去の記憶術にチャレンジすれば多くは習得が可能なものになります。
記憶術を使いこなすためには脳の仕組みを理解して、トレーニングを積めば誰にでも記憶力を向上させることができることは実証済みです。
巻末には過去に目にしたことのないトレーニングが満載です。ぜひ記憶力を高めて目標を実現していただければ幸いです。