【脳トレコラム】第3回 噛む力と脳の力の関係

第3回となる脳トレコラムは「噛む力と脳の関係」をお伝えしていきます。健康な脳を保っていくために必要な情報をお届けする脳トレコンテンツをぜひお楽しみください。

◆噛む力がないと、脳の力も弱くなる

マウスの奥歯を削り取り、脳の働きを測定したところ、健全な歯を持つ年老いたマウスに比べて、記憶力が5分の1ほどに低下したという実験結果があります。さらに実験はこれだけではなく、歯を治療したところ、なんと記憶力などの脳の力が、どんどん向上しました。まさに噛む力が脳の力に密接にかかわっているという証拠でしょう。

歯を治すことで、記憶力などの重要な役割を果たす「海馬」の神経細胞も回復したとされています。もちろん、「人」を対象にした調査でも、これに関連するデータが得られています。高齢者の健診では、認知症の疑いのある群ほど、現在残っている歯の数が少ない傾向があるということです。

脳のMRI検査では、歯が少ないほど、海馬を含む側頭葉内部などの灰白質の容積が減少することが判明しています。海馬は記憶や空間認知、計算や思考を司るところであり、噛む力の重要性は、誰もがぜひ知っておくべきことでしょう。

◆噛むことで頭が良くなる

食べるものを歯で噛み砕いて、唾液を混ぜて飲み込みやすくするというアクションは、実はとても能動的で、難しいものです。特に中高年以上では、何度も噛みながら食べることによって、脳を鍛えることに直結します。年老いた人でも、寝たきり状態にならない予防効果があるのです。

噛む回数が少なく柔らかいファストフードヤジャンクフードばかり食べていると、小さい子供の場合、噛むために必要な咀嚼筋(そしゃくきん)とそれらが関連する顔やあごの骨の成長発達が遅れてしまいます。また、中高年以上でも咀嚼の効能が疎外され、健康に影響が及ぶことになります。賢い人になりたければ、よく噛んで食べること必要不可欠でしょう。

◆精神的な作用

美味しいものを味わって食べていると、どんな人でも幸せな気持ちになります。こうした精神的な作用においても、噛むことはとても大事でしょう。野球選手がガムを噛んでいるのは、「リラックス効果」を求めるからです。積極的に噛む事によって、とても心が安らぐのですね。

よく噛むと、人をいい気分にさせる脳内物質「β‐エンドルフィン」の分泌が促されます。これによって、リラックス作用につながります。

よく噛む習慣がないと思った方は、ぜひ、噛むことの重要性について考え直すようにしてみてください。脳を活用し、健康的に生きるために、とても大事なことです。

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