僕が速読を習おうとした理由は受験勉強を能率的に行おうとしたからです。

はじめのレッスンのうちは、教室の雰囲気にのまれたために、自分が普通に読める速さよりも速い文字数を記録用紙に書いていました。

数回レッスンを受けていくうちにその雰囲気にも慣れていくとともに、少しずつ意識に変化が生じてきました。

それは文を目でなぞっていくよりもブロックで文をとらえて、それを頭の中で組み立てたほうが速く読めるということです。

それに気づいてからはトントン拍子に読むスピードが速くなりました。
最後には一番最初のときの10倍の速さ（1分間で14,400文字）で読むことができるようになりました。

速読を修得してからは、受験勉強をしていくうちに様々な変化が起こりました。現代文を速く読めることは当然のこととして、英文まで速く読めるようになったのです。

このように当初の目的を一応達成できたので、速読は非常に有益でした。ご指導どうもありがとうございました。